2010年10月31日日曜日

プロの黒板持ち!

みなさん、おひさしぶりです。
今年の3月まで研究室メンバーだった者のひとりです。
なんとなく長岡にやってきて、後輩に迷惑をかけちゃっています。

なぜこうしてブログを書いているかというと、
ひさしぶりの研究室で「これは!」という素晴らしいものを見つけてしまったからなのです。

実験などで使用するコンクリートを練り上げたら、まずはその品質試験をしたりしますよね。
そのときに試験値が記入された黒板と一緒に試験状況を撮影したりします。
そうなると黒板を立てかけるか、誰かが持って写りこむことになります。
この写真撮影に関して、僕には長年気になっていることがあります。
それは、黒板を持っている人はどんな顔をすればいいんだろう?ということなんです。
感情をゼロにした無表情…。
仏頂面…。
ドヤ顔…。
満面の笑顔…。
半笑い…。
みなさんはどうしているのでしょうか?
いや試験状況が被写体なのだから黒板持ちの顔は写らないだろう、という方もおられるでしょう。
しかし、撮影者は人間です。
ヒューマンにエラーはつきものです。
黒板持ちの顔が写真に写りこまない保証はどこにもありません!
そのとき、無防備のあまり、半目のだらしない顔が写りこんでしまうのは嫌ですよね。
やはりそういう不測の事態まで予見しながら行動するのがプロフェッショナルなのです!!
コンクリート研究室には優れた学生が多くいます。
けれど、そこまで徹底したプロ意識をもった学生は稀です…。
しかしながら、僕はプロの黒板持ちにとうとうめぐり合うことができたのです。
彼の名は、ごーやさんです。
神は言っています、彼は天性の黒板持ちだと。
生まれながらにして持ち得た才能…それを人は「天才」と呼ぶのです!!
僕はまだまだ学ぶことが多そうです。

瞠目せよ!
これがプロの黒板持ちだぁ!!





























どーすーの突然の変顔要求に驚異の瞬発力で応えるごーやー氏、の図。

2010年10月24日日曜日

注意喚起!

マホンです.
最近,「むら」さんをはじめ,研究室ブログ参戦者が増えてきたので嬉しい限りです.卒業して研究室を去るまであと半年.卒業後は,たぶん私はブログを書きません.そのまま投稿がなくなってしまうと,多くを綴ってきた私としては喪失感をもんもんと抱えてしまうかも知れません.(´_`。)グスン
ぜひ継続してください.卒業しても研究室のみんなの様子,動向は気になりますからね(=´ー`)ノ ヨロシク


‐閑話休題‐


久々に真面目な話題をひとつ.

理系学生にとって見過ごせない話です.
それに,耳が痛い話になってしまうかもしれませんが,勘弁願います.

『22日午後9時15分ごろ、東京都小金井市中町2の東京農工大小金井キャンパスで実験中に爆発した、と119番があった。東京消防庁などによると、大学院2年の男性(23)が左手小指を失うなど重傷を負った。
 警視庁小金井署によると、爆発があったのは工学部の教室がある4号館2階。院生は1人で実験をしていたという。同署は使用した薬品など爆発時の状況を調べている。 
毎日新聞 2010年10月23日』

幸い,命に別条はなかったようです.
しかし夜まで研究に励んでいたのにお気の毒です.朝から実験を開始したのに夜になってしまった,なんてことは大学院生にもなると結構多いんですよね.(例えば塩分分析とか,塩分分析とか,塩分分析とか.....(私事でごめんなさい.私の軽いトラウマなんです(‐。‐;)))

事故発生時の詳細はわかりかねますが,危険な薬品を使用していたことは確かなようです.塩分分析でも硝酸や水酸化ナトリウムを使用します.普通に使用する分には爆発なんてことはないと思いますが,劇薬であることに変わりはないんですよね.他人事ではありません.でも頻繁に使用しているとこういった意識は薄れがちなんだよなぁ.....

自分の研究態度を見直す必要があるかなと感じています.(数多く思い当たる節があるのでm(-_-)m)
事故を起こして実験の制約が多くなり,思うように修士論文作成が進まないなんてことになったらみんなに迷惑がかかり,何より悔いが残りますからね.

あれ?なんだかすんごくマジメで堅苦しい話になっちゃったなぁ.....
こんなブログで大丈夫か?
(大丈夫だ.問題ない.(`・ω・´)キリッ)

2010年10月23日土曜日

小さい橋梁見学

こんばんは.むらです.

先週に続き,今週も外に出て構造物の見学をしてきました.
今回見学してきたのは,「小規模橋梁」です.
いくつかピックアップして紹介します.



 まずはこちらの橋.となりに新しい橋ができており,現在は使われていません.

「危険だから近づかないでね」という看板が近くに立てられていました.
 ←この橋の高欄上部.
凍害によるスケーリングで,表面が剥落したものと思われます.








 上の橋の近くにかかっている橋.
橋の真ん中がすでに舗装ではない・・・
しかも,高欄が単管で組まれており,手作り感が半端ない.

 ←この橋の桁部分.
なぜかこの部分のみかぶりが剥落しており,鉄筋が露出.
ほかの部分はきれいなのになんでだろう?







平成元年に架けられた中谷橋.
22年経過していますが,見た目はとてもきれいです.
そこそこ交通量がある橋なので,長持ちしてほしいですね.



 ←中谷橋の橋歴板.
橋の歴史に少しふれることができます.
ここを見る人はかなりの橋好きですね~.
ぜひ近くの橋に行って探してみてください.







 ←トラックよりも少し長いくらいの橋.
全国にはこのような橋が何万橋とあります.
数が多すぎて,橋梁の現状把握はなかなか進んでいないので
はないでしょうか.
 ←ASRによるひび割れが発生していると思われ,おもわず写真を
撮ってしまった!

最近は,ASRのことばかり考えています・・・
 ←片貝にある小さい橋.
桁に軌道のレールを利用しているのかな?


 ←これも片貝にある橋.
写真だと分かりにくいですが,若干アーチ状に橋が曲がってい
ます.








旧越路橋のトラス橋の一部を取り出し,利用している橋梁.
車は1台しか通れませんが,思ったよりも利用する人がいました.



 ←このトラス橋の上部構造の一部が切れてしまっている!!
もうこの橋もぼろぼろでした.

あと10年もしたら架け替えるのでしょうか?






これで,紹介を終わります.
実際に小規模橋梁を見てみると,かなりぼろぼろのものから,供用年数の割にかなり丈夫そうな橋があったりして,おもしろかったです.

みんなが普段何気なく使う,橋.
橋がお亡くなりになってからその大切さに気づくのでは遅すぎます.
みんなに大切に使ってもらいたい,そんな想いを込めて最後に一言.





















2010年10月22日金曜日

ついに・・・

ついに・・・



ついに・・・




書いてしまうのかい



ど~す~」よ・・・









































書いてしまうんです



みなさん,おはにちばんは

はじめまして(ブログでは)

最近,鉄筋を腐食させることにハマってる北海道出身『ど~す~』と申します.

これまでのブログにて,いろいろ小馬鹿にされてきました.

いつもブログをご覧になっている方だと,どんなヤツか御存じでしょう.

シュークリーム食べたり,フリスビー投げたり,シュークリーム食べたり・・・






















肥満!!?









否!!!








よく絞り込まれてはないけど,筋肉である.



・・・



こういう人です.

最近は,すっと私の研究の実験準備とBAKIを読んでたんで
ブログを書けなかったのです.
全然期待はしていないと思いますけど,
万が一,期待していた人のために一応謝っときます.


すいませんでした.


ブログの書き方をマホンさんから教わったので,
これからは,頑張ります.
みんな,結構真面目なことを書いているので,そっちはみんなにまかせて,
私は研究室のことをからめて,ちょっとおもしろいこと書こうかな
と思っております.
誰が見てるかわかんないから怖いけど

今,後輩のリクが鱗崎橋の疲労試験で徹夜らしいです.がんばって


今回は自己紹介がてら,こんなもんで失礼させていただきます.


それでは今週の『ど~す~のYou can do it!!』ここまでです.

みなさん,お手柔らかに
よろしくお願いします.

2010年10月14日木曜日

現場見学会

どうもはじめまして.むらです.

今回は,10月13日に行われた現場見学会の様子をお伝えします.

参加メンバー:7人(M1の5人+MACCHOさん,ど~す~さん)

朝8時に長岡I.C.近くの駐車場に集合し,長岡高専の学生とともにバスに乗り込み出発.
見学地ごとに説明していきます.

①日本海沿岸東北自動車道

現場に到着.現場の方が説明中です.          移動中.右の二人は何が気になっているの
                                                                 でしょうか?
  

↑鉄筋はこのように組まれています.         ここでは,あらかじめ作っておいた床版
普通に高速を走っているだけでは           を現場でつなげています.
分からないですね.


途中,JR羽越本線車両が通過.6両編成でした.









ここでは,少し移動した場所にある現場も見学しました.

PS三菱,川田建設,大林道路の方々         切土工事を終えた法面.発注者からの
が工事の説明をしてくれました.             要望に応えるのも大変です.



新技術を使って施工した舗装.ゴムを          ど~す~さんのでかさを再認識・・・.
混入しているようで,みんなゴムを探し
ていました.

日本海沿岸東北自動車道を後にし,進路は山へ.
バスに酔う人が出現するものの,なんとか無事に到着.
昼食の豚汁を満喫した後,さらに山奥へ進むことに.

②胎内川総合開発事業

奥胎内ダムの建設現場.自然豊か           現在,下の岩盤を全力全開で掘削中.
な場所で,イヌワシなど貴重な動物           年内には4mほどコンクリートを打設する
がたくさん生息しています.                 予定みたいです.



現場の近くにプラントがあります.             切土斜面は,風で種が運ばれるまで
野生動物たちを刺激しないよう,色を            待っていたみたいです.これくらいに
選んでいるようです.                     なるまで5年近くかかった模様.

しばらくして雨が降ってきたため,一行は次なる目的地へ.
今度は,港を見学するとのこと.
1時間半ほどバスに揺られ,3つ目の見学地に到着.

③新潟港東港区 国際海上コンテターミナル整備事業

現場について早々,この巨大クレーン          岩壁を支える鋼管矢板.直径1.5mも
に圧倒されました.写真ではなかなか          あります.ちょうど右に人がいて,
伝わらないですね.                      その大きさがよく分かります.


職人さんが鉄筋を溶接中.かっこいい         やっぱり気になるのはコンクリート.
ですね.普通に生活していたら,構造           養生を終えたばかり.かなりコンク
物の鉄筋配置とか分からない・・・.            リート温度が上昇したとのこと.










↑現場見学を終えて,みなさん何を考えているのでしょうか?

今回の現場見学では普段見られないようなところを見ることができ,楽しく有意義な1日でした.
やっぱり土木の仕事はスケールがでかいなぁ・・・.

2010年10月12日火曜日

B3仮配属学生決定!

研究室訪問を終え,仮配属学生の顔ぶれが決まったようです.

まずは次回昼食会でお会いしましょう!!
((( ^^)爻(^^ ))) ヨロシク♪

2010年10月3日日曜日

研究室訪問

実家に帰省し、稲刈りを満喫中のマホンです。

そういえば、建設工学課程の3年生は研究室の仮配属先を決めるために「研究室訪問」をしているようですね。
コンクリート研究室の印象はいかかでしょうか。
忙しそう。
頭良さそう。
良いところ就職してる。
敷居が高そう。とか....
私が抱いていた印象はこんな感じでした。



研究室に入り、2年半が経った現在の私が抱いている印象はこんな感じです。

●個性的メンバーが多い。
 マイペースな人、デジモノを自在に操る人、クルマ大好きな人、ポケモン大好きな人、ちっちゃい人、でっかい人、バイクに情熱を注ぐ人、甘いものに目がない人、下ネタに過敏に反応する人、アニヲタになりかけの人、予測不能な変な人、などなど.....

●なんだかんだで仲がいい。先輩後輩の垣根は低い。
 一緒にごはん食べたり、時には一緒に作って食したり。
 相談事は気兼ねなくできるし、先輩後輩の茶化しあいは日常茶飯事です。

●みんな集まると騒がしい。馬鹿騒ぎが大大大好き。
 花見にキャンプ、花火観賞、スキー合宿、飲み会など、イベントには事欠きません。
 また、トランプに一喜一憂したり、「アイスじゃんけん」という名の悪しき伝統イベントで盛り上がることもしばしば.....

●そして何よりFreedom!
 シビアなことを書いてしまいますが、やることをやっていれば何も言われません。その辺は自由です。朝から夕方まで集中し定時には帰る人、夕方に来て深夜に研究を進める人、ずっと大学にいる人、大学にあまり来ない人etc... いろいろいます。
 自由ですが、好き勝手というわけではありません。研究の予定を自分でたてる計画性、研究に取り組む上での自主性、継続性、進捗状況の報告などは求められます。
 このように書くと「キツそう」と思われるかもしれませんが、今の研究室メンバーがそれを完璧にできているかと聞かれれば答えは「NO」です。もちろん私自身は胸を張って「NO」と言えます(`・ω・´)
 完璧にできなくても、やろうとする心構えがあれば、研究室メンバーはサポートするし、先生方もアドバイスを提供してくれます。自然と身に着くのではないでしょうか?(今の私はどうでしょうか...?(反省))

なんてね。柄にもなく真面目に書いてみました。
私みたいなヤツでものらりくらりとやっていけている研究室です。
肩ひじ張らずに、まずは気になった方はぜひ仮配属でコンクリート研究室にお越しください!! 

ほんの一部ですが、普段の研究室の様子をこのブログに綴ってますので、参考までに目を通してもらえたら私もうれしいですヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

って、今頃宣伝しても遅いのかな.....