2013年7月23日火曜日

新潟の橋を見て回るの会~親不知編~

こんばんは、ツヨポンです。

スタジオジブリの最新作、風立ちぬを見ました~♪
(人´∀`).☆.。.:*・゚
いや~すごく感動です!

主演主演だったものでどうかなぁ・・・・・って感じだったのですが、見てみると最後のほうは違和感なく、スゴい引きこまれましたw
飛行機の設計をする人のお話なのですが、技術者としてすごくカッコイイ
(*´∀`*)ポワワ

今持っている技術を最大限活かす努力や、夜な夜な勉強会を開く姿など、分野は違えどグッとくるものがありました。
一言一言が不思議と重く、とある一言で不意に泣かされてしまいましたwww

ジブリは年々放映時間が短くなっていたので、『一時間半くらいで終わるかなぁ・・・・』って思っていたらまさかの二時間超え!!
Σ(´∀`;)


見終わってみると、コレで二時間かぁ・・・・と思うほど短く感じ、かつ、凝縮された内容。
生きねば!と思いました。



そんな現地調査行かねばならないので昨日行って来ました。
調査場所は親不知!富山までアトちょっとです( ´∀`)b

今日はその現地調査の様子をお伝えします~♪

今回は、T中先生山口さんに加え、長岡高専のI先生もご一緒し4人での現地調査となりました。


現地調査メンバーの図。
 
I先生はiPadでの現地調査のデータベースを作った御方で、もだいぶお世話になっています。
また、似たような現地調査を行なっているということで、iPadの防水ケースを首からぶら下げる仕掛けなどをパクらせて参考にさせていただいております!
φ(`д´)メモメモ...
 
 


現地調査中の様子の図。
 
 
現地調査もこれが13回目!
調査自体も慣れたもので、ズズイッと富山を目指します。
 
一番最初に見た橋の横には、もう使われていない廃道の橋があり、そちらの調査も行いました。



廃道の橋の図。
 
 
竣工年数こそわからないものの、その年代はすさまじく古いだろうと感じさせるこの貫禄!
夜にこの橋を見ちゃったら寝れなくなるほど恐いと思いますw
 
 
それにしても、ここまで傷んだ橋も珍しく、見ていてすごく興味を持ちました。
かぶりはほとんど残っておらず、鉄筋がむき出しになって腐食しているこの状態で、供用開始時の何%くらいの耐力なんだろうか考えるとワクワクしますね←
+(0゚・∀・) + ワクテカ +
 
意外と健全時の80%くらいの耐力なのか、それとも姿を保っているのが不思議なくらいなのか・・・・・(´ε`;)ウーン…真相は闇の中ですね。
 
そうこうしている内にお昼ごはんです!
お昼ごはんは親不知ピアパークで食べました~
ε=\_○ノ
 
ここは橋脚の間にあるのでピアパークと言うらしいです。
レストランのメニューは、エビ天重、カニ天丼、たら汁定食などなど、海の幸が勢揃い!
 
しかしその分値が張るので、日替わりランチ(カレー)を頼みましたw
軒並み1500円以上するメニューの中で、日替わりランチだけが500円という超親切設計。
レトルト風味で美味しかったです(小並感)



ピアパークのレストランと、世界最大の翡翠原石の図。
 
 
このレストランの隣に、翡翠館というものがあり、ここには世界最大の翡翠の原石が置かれています。
重さなんと102t!!∑(*´∀`*)
 
す、素敵すぎるぅ~( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ
 
 
見てください、この大きさ、この圧倒的存在感!!!!

 がどこにいるかわからないレベルですねwww


こうしてでかい翡翠にビビりながらピアパークを後にし、調査続行です。
親不知は全体的に大きい橋が多いイメージ。

中には1kmにも及ぶ高架橋があり驚きました。

大きい橋の図。
 

親不知は、崖が切り立っており、海のすぐ隣を走っていても海抜が50m以上あります。
とにかくスゴい崖、スゴい高さです!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

だからなのでしょうか?
このエリアだけ鋼橋が多かった気がします。

 ある程度の高さには塩が届かないんですかね??知識をもっと深めていこうと思います。



そんなこんなで・・・・・ 


 
富山県キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 
 
 
新潟県と富山県の境は、境川という川で区切られており。そこに架かる橋で新潟の橋は終了です!
山形の県境からスタートして縦に長い新潟県を橋を見ながら縦断してしまいましたw
 
 
その距離約240km!いや~感無量ですv(´∀`*v)ピース
村上あたりを調査してる時は、1日に1kmくらいしか進まない日なんかもあったりして、こんなん終わるのかよwwwとか思ったりもしましたが、やればできるものですね。
 
 
富山との県境で綺麗に終了~!と行きたかったところですが、そこはやはりツヨポンクオリティ。。。親不知での橋の見落としがあったため、来た道を戻り調査続行です。
 
 
ほいで・・・・

 
ラストの橋キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 
 

 ついに見つけることができた、新潟県沿岸部の橋のすべてを調査し終わりました
☆・:゚*オォヾ(o´∀`o)ノォオ*゚:・☆

333橋!データが集まりましたね~♪
橋を見る目も少しは鋭くなったと思います。

ここまでこれたのも、T中先生山口さんを始め、てっさんケンヂだ~す~モヒ男などなど研究室のメンバーに協力していただいたお陰です。

本当にありがとうございました!


この現地調査は、私の技術者としての一歩ということで、記念にこんな写真を撮りましたw

大志を抱く少年のポーズの図。
 
(`・ω´・)+ ドヤッ
 
何も見ずにこの再現度ですwwwもっと左腕後ろに回すべきだったなぁorz
 
とにかくテンションMAXで現地調査は終了。
帰りは土木遺産でもある親不知の撮影ポイントに寄りました。
 


親不知の凄さがわかる場所と、如砥如矢の石碑の図。
 
断崖絶壁で有名だった親不知。

親は子を、子は親を省みることができないほど険しい道であることからそう呼ばれるようになったそうです(禁断のwikipediaより)。

昔は波と波の間を縫って渡っていた道も、道が整備され、車が通れるようになるなんて、科学の力ってすげーですね。
今の道になるまでも涙ぐましい努力があったらしく、この道の始まりは、人一人分通れるだけの幅しかなかったそうです。
ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!


いやむしろ、この断崖に道をつくっただけでもスゴいと思いますが(^_^;)

そんな親不知に道を通した時に岩に刻まれたのが『如砥如矢』の文字。。。


如砥如矢かぁ~・・・・・・・ふ、深い(意味深)


そんなワケで、新潟の橋を見て回るの会は一通り終了しました。が、調査はまだまだ続きます。
気になる橋の詳細調査だったり、調査中に工事していて見れなかった橋だったりを見に行きます!
また、行かねば。

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